ここだけの話。
もうだめかもしれない。
そう思うことが多々ある。普通の日常を過ごしているようだけれど、日毎に、黒い何か良くないものに、自分の心と身体が侵食されているような感覚がある。
次の一瞬には視界が全て無くなって、真っ暗闇になるのではないか、気を抜いた瞬間に身体がボロボロと崩れていってしまうのではないか。
いつかはそんな時が来るのではないかと。
そう思った途端に気持ち悪くなる。息苦しくなる。一気に体の力が抜けてしまいそうだと、倒れ込みたい気分になる。もう何もやりたくない、一寸の気力すらない。
ほんとここだけの話、自分のうちに自傷衝動があるのが分かる。自分の体を傷つけてしまいたい。この手に、この胸に、思い切り刃物を突き立ててしまいたい。何度も何度も。
やっぱりあのとき自分は、ひどく傷ついたみたいだ。
もうどうしようもないくらいに悲しくて悔しかったみたい。
ひどく後悔しても、もうどうにもならない。時間は戻らない。
いつぞやの朝ごはん。
前の晩に買って余った唐揚げを薄切りにして、ミニトマト、きゅうりを、こんがり焼いたトーストに乗せたもの。
仕上げにオリーブオイルをかけてハーブソルトをパラパラと。
具材がこん盛り過ぎて食べ辛し。フォークで上の野菜たちを食べた。
トーストは皿と成り果てた。
お米のが好きだけれど、たまにはパンも良い。
ご飯が体の中に入ると、体の中心から熱を感じる。
これが生きるエネルギーなんだと、そう思う。
死んで楽になりたい。何度もそう思ったけれど、もしそうしたら、あの子たちに取り返しのつかない大きな傷を作ることになるのだと思う。それだけは絶対にできない。
だから生きていく。辛くとも。
とりあえず今は、希望はまだあると信じるしかない。
今日はちょっとだけ泣いた。
でも、さっき電話で子供たちと話したから復活した。
あいつら、めっちゃ可愛い大好き。
武田
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