こいと家 便りブログ 

「整えること」平凡な日常を愛し、日々の小さな幸せのつみかさねる。そういったお仕事です。札幌美容師 こいと家。

2月、ヘアドネーションした話。

 

2月の話。

ヘアドネーションの髪の毛をジャーダックへ(ヘアドネーションの団体)送ったのですが、サンキューレターが先日届きました。

 

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知ってる方も多いでしょうが、一応ヘアドネーションについて簡単に説明をば。

 

ヘアドネーションを受け付けているジャーダックさんは、その寄付された髪の毛でメディカルウィッグを作っています。

それを、病気だったりなんらかの事情だったりで、髪の毛に悩みを抱える18歳以下の子供たちに無償で提供をしている団体さんです。

 

↓詳しくはこちらで。

ジャーダックとは?|Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック,JHD&C)

 

 

  

髪の毛一つで人生は変わり得るものです。

美容師という仕事上、何度もそう思ったことがあります。

髪の毛は、たかが髪の毛なんだけれど、されど髪の毛なんですよね。

まして、多感な時期にウィッグを考えなくてはいけないくらい髪の毛で悩むというのは、かなりキツイですね、間違いなく。ただでさえ、悩み多きお年頃なのに。

僕なんて若い頃、ひたすら、人にどう見られているか気にしたり、人に嫌われない様にということばかり考えて過ごしてましたもんね。

 

髪の毛一つでも、みなさん色々あります。

例えば髪の毛がクセ毛さんの方がよくおっしゃるのは、湿度の高い時期になると、髪の毛がまとまらない、クセが出て膨らむなど。

アイロンで前髪をストレートにしたのに、湿度ですぐクセが出てしまったりとか。

髪の毛が細くて柔らかい方は、ヘアダメージが出やすかったり、弾力が弱いという特性上、巻いてもすぐ取れる。ペタッとつぶれやすい。

髪の毛が太い、多い方などは、膨らみやすい。硬さが出やすいので、女性らしい柔らかな質感が出にくい。ボリュームが出やすいので、まめにボリューム調整したくなるなど。

男性だと、あれですよ。あれ。なくなりそうとか、なくなってきたとか。

ちなみに僕もそれ死活問題。切実。。。

 

すみません、最後私情挟んでしまいました。

 

 

ちょっと想像してみてください。

 

『今日は髪の毛バッチリ決まったし、お気に入りの服から、柔軟剤の良い匂い。

 天気もいいし暖かい。青空が素晴らしい。

 朝ごはん美味しかったし、気持ちいいくらいの快便だったから身体も軽い。

 よし、買いものにでも行くぞ。』

 

こんな1日の始まりが気持ち良くないわけがない。

その理想に近づけるのが我々の仕事です。

(天候などは無理なので、もちろん髪の毛のみ)

 

 

人は、その時の気分次第で人生その他全ての見え方が変わります。

髪の毛一つとっても、きれいに仕上がった日は機嫌良く過ごせると思います。

髪の毛だけではなく、洋服だったり、美味しいご飯だったり、好きな本だったり。自分を機嫌良くしてくれるものを自分で知っておくのは大切。 

 

 

ごめんなさい、話が逸れていたようです。今回ヘアドネーションしたお客さまは、このために伸ばしていました。

時期が来たと、バッサリカットです。(ヘアドネーションは31センチ以上必要)

 

 

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この子はクセ毛さんなので、いい感じ動き、柔らかさの質感でました。

 

ヘアドネーション考えている方はご相談くださいませ。 

 

ちなみに今は、ヘアドネーションの受付はお休みのようです。

切った髪の毛は大切に保管するか、ぐんぐん今のうちに伸ばしておいてくださいとのことです

それと、基本は31センチ以上なのですが、それに満たない髪の毛も、ちゃんと役に立ててくれます。

 

www.jhdac.org

 

 

 

 

 

武田

 

 

 

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